【IT業界 未経験】IT企業入社後に躓かないための準備
こんばんは!妄想ライターです。
昨今、フリーランスで働く働き方が市民権を得るようになってきており、終身雇用で会社に最後まで残る考えの人が少なくなってきました。
それもそのはずです。今や日本の企業は世界の大企業ランキングTOP10から姿を消しました。
いまや世界企業ランキングのトップはアメリカのGAFAでお馴染み、Google(アルファベット)、Amazon、Facebook、appleを筆頭にIT企業でひしめき合っております。
単刀直入に何が言いたいかというと、年々IT産業が発展してきており、ITに勝つ企業がビジネスを制すといっても過言ではない状況になっております。
国内でもITの需要は高く、就職、転職市場では、英語以上にITのスキルを求められるようになっております。
そのためか、就職活動中の大学生や現在20代~30代前後の働き盛りな方たちは将来に向けて、IT業界に就職、転職を考えるかたが増えてきていると思います。
IT業界はこれだけ市場が拡大しているため、日本でも常に人で不足なので、就職することはそこまで難しくないと思います。
しかし、ITという職種の性質上、常に変化が問われる業界のため、事前知識があるかないかで業務の吸収速度が天と地ほど変わってきます。
そのため、今回は、そんな未経験の方たちが就職してから少しでも楽に仕事に取り組めるように、付け焼刃でも間に合う、事前に取り組むべきお勧めの勉強や、業界の流れをイメージできる良書を紹介したいと思います!
では早速お話していきたいと思います。
1、サーバの知識と副業を両立させる方法
まず結論から書かせていただきますと、
ここでの肝はレンタルサーバを使うことであり、あくまでもブログは副産物になります。
このレンタルサーバというものができることが本当に多く、IT未経験の方には扱いきれないと思います。
なので、とりあえずレンタルサーバを借りたら以下のことを行って下さい。
レンタルサーバ 勉強になるお勧めの使い方
①、WordPressでブログを開設。
②、借りたレンタルサーバにTeraTermを使ってログインできるようにする。
③、レンタルサーバにFFFTPを使用して接続する。
この三つを理解できるレベルまで行ってください。
①、ドメイン、HTML、CSS。
②、TeraTermの使い方、CUIの使い方、認証キーの理解、SSH接続の理解。
③、FTPサーバのイメージ、扱い方。
上記三つの作業を完璧にこなすことができれば、おそらく入社後すぐに困ることはないと思います。
また、これは初学者に向けてのLinuxを勉強する上でのお勧めの方法なのですが、
おそらく始めは、GUI(Windowsのようにアイコンで操作できる画面)に慣れすぎてしまい、CUI(真っ黒な画面でPCを操作)する方法は難しいかと思います。
そのため、以下の方法を強くお勧めします。
Linux初心者がCUIを簡単に理解できる方法
上記の②のTeraTermでコマンド操作の練習をする際に、③で学んだFFFTPを併用します。
どういうことかというと、
TeraTermの始めの課題はコマンド操作に慣れることなのですが、如何せん、Linuxの最初の迷う点で、コマンドを実行してディレクトリやファイルを作成するのですが、その作成されたことを確認するためにもコマンド操作をしなければなりません。
また、仮に確認コマンドを実行して、作成したディレクトリやファイルを確認できたとしても、その確認したものをWindowsのように手軽に開いたりできないため、Windowsに慣れすぎているほとんどの方はすっきりしないと思います。
そこで使うのがFFFTPになります。
FFFTPでLinuxコマンドで操作する対象のサーバ内を見ながらLinuxコマンドを打てば、ディレクトリやファイルが作成されたことを目視で確認でき、また、アイコンをクリックすることでディレクトリやファイルを開くことができます。
そのため、慣れないうちは、TeraTermとFFFTPを併用して学習することをお勧めします。
2、仮想環境を破壊する方法
すいません。2つ目のタイトルは色々と端折りすぎました。
実際の二つ目ですが、仮想環境を構築して、色々と設定を変更したり、インストールしたりして最終的に壊すくらい使用してみるということです。
ただ、ボクもIT業界に入社した当初、上司にこの方法を勧められたのですが、そもそも、壊すくらい使うって何すればいいねん!!
とか、仮想環境の構築なんてできるかぼけー!!とか思ってました。
というわけで、仮想環境を個人PCで構築するのに必要な製品と、PCを壊す方法をお教えします。
仮想環境を構築できる製品
こちらについてはいくつか方法があるのですが、一番おすすめの製品を紹介したいと思います。
VirtualBox
こちらはOracle社から提供されている仮想サーバを構築することができるソフトになります。
VirtualBoxを使って仮想サーバを構築する方法はいくらでも出てくるため、ここでは割愛させていただきます。
ただ一点、仮想環境を構築するときはLinuxOSで構築してください。
UbuntuやCentOSなどCUIが学べるLinuxのディストリビューションは多々あるのですが、LinuxOSで構築しておけば間違いありません。ナレッジや書籍なども多々あるので、わざわざ他のディストリビューションで構築する必要もないと思います。
現場でも、圧倒的にLinuxなので。
VrtualBoxで学べる事
おそらく、ここまで読んでくれた方の中で疑問に思っている方もいるかと思います。
Linuxを学ぶだけならレンタルサーバだけで充分じゃないかと。
これについてですが、結論から言うと、仮想環境の仕組みや機能を理解するためにはVirtualBoxの方が圧倒的にお手軽且つ、有用です。
ですが、目的もなくサーバの勉強は辛いかなと思い、レンタルサーバでの学習法を優先的に勧めました。
おそらくできることの範囲はVirtualBoxの方が多いと思います。
では、一体、VirtualBoxではどんなことが学べるか、簡単に書いていきたいと思います。
OSのインストール、メモリの割り当て、ネットワーク設定など
②、クラスタについて
負荷分散、冗長化など
③、仮想化ソフトウェアの理解
スナップショット、テレポート機能、クローン作成
上記の機能の説明などはここ話すと参考書が出来上がってしまうので、気になる方はネットや参考書で調べてみてください。
ここでボクから言えることは、上記の機能などはIT業界で超必須なものです。サーバサイドエンジニアだけの話ではありません。
プログラマーにも関係する話なので、ぜひとも事前に覚えておくといいと思います。
仮想環境の使い方
さて、VirtualBoxで仮想環境を構築したはいいが、構築した環境で自分はいったい何をすればいいのだろうと思われたかと思います。
なので、こんなことやれるよってことを紹介したいと思います。
①TeraTermでホストOSから作成した仮想環境へ接続
こちらはお馴染みのTeraTermですが、現場ではネットワークやデータベースで吐くほど使うので、使い方を完璧に覚えておくといいと思います。
②スナップショットの検証
こちらは仮想環境を構築・管理できるソフトウェアには必須で備わっている機能であり、簡単にいうと、事前にスナップショットを作成しておくことで、その後障害が発生しても障害発生前に戻せるというものです。
なので、この機能を体感するために、消してはいけないものを削除してみましょう。
お勧めはGUIを実行するファイルを削除したあと、事前に作成していたスナップショットを使用して、GUIが使える状態に戻せるか試してみるのは分かりやすいかもです。
以下のファイルパスがGUI機能の重要なファイルのようです。
ボクはこれを消したらGUIが使えなくなりました。(笑)
『/usr/libexec/gconf-sanity-check-2』
ちなみにボクはスナップショットを取ってなかったため終了です。
③仮想環境のメモリを減らしてハングさせる。
こちらは単純にメモリの設定値をVirtualBoxの管理画面から下げてアウトオブメモリを意図的に起こすというものです。
ギリギリどの程度のメモリがあればパソコンは機能するかなどを考えながら行うと面白いかもです。
アウトオブメモリによるハングアップは頻繁に発生する障害の一つなので、ここで体感しておくのもいいかもしれません。
④検証環境として使用する。
正直この使い方が一番一般的です。
自身で開発したプログラム、または、修正パッチなどを本番で実行する前に検証である仮想環境を作成しておき、適用することは、現場でもよくあります。
その時に意識することは、検証は本番と完全に同じ機能やスペックを持たせることを意識してください。
上記のようなことを行いながらITの知識を身におけば、就職してからのスタートダッシュに繋げることができると思います。
最後に
3、この小説が凄い!!
今から紹介するのはライトノベルなのですが、IT業界未経験の方が業界を知るにあたり、一番イメージがしやすく、且つ、楽しく業界研究ができる優れものです。
内容もかなり面白く、且つ、かなり勉強になる小説のため、ボクだけの秘蔵書にしておきたかったライトノベルです。
ですが、今回この記事を最後まで読んでくれた方には特別にこっそりと紹介したいと思います。
そのため目次かは飛べないようにしております。(それくらい、内緒にしたい良書です)
なれるSE(全16巻)
はっきり言います。
この小説の素晴らしい点は、
①、専門性が非常に高い。
②、業務の流れや業界の雰囲気がなんとなくわかる。
③、セルフモチベーションに繋がる。
④、単純に話がとてつもなく面白い。
このライトノベルの作者はもともとシステムエンジニアとして働いていた方が書いているため、全ての話にリアリティがあります。
そのため、ITの魅力だけではなく、辛く厳しい部分も随所にちりばめられております。
しかし、なぜが読み終わったころにはIT業界で働くエンジニアってかっこいい!凄い!と思わせてくれる作品になっております。
作品のイメージは、アニメSHIROBAKOにかなり近いと思います。
IT版SHIROBAKOと思ってもらえれば良いと思います。
ボクもIT業界に入る前に読み始めたのですが、この小説のおかげで今のボクがいると言っても過言ではありません。
仕事で辛いときなどもこの小説を思い出して、自信を鼓舞して働いてきました。
なので、ぜひとも興味のある方は手に取ってみてください!絶対に後悔はしないと思いますので!
それでは、今回のお話はここまでにさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
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