『僕の心のヤバイやつ』みつどもえ作者 桜井のりお先生の新作を読んでみた感想
こんばんは!
最近は転職活動第二弾で忙しくて更新ができておりませんでした。(大嘘)
そんな過酷な転職活動の最中に出会った癒しの漫画を紹介したいと思います。
漫画タイトル
『僕の心のヤバイやつ』
この漫画は、過去にチャンピオンで連載しており、アニメ化もしておりました、大人気三つ子ギャグ漫画『みつどもえ』の作者、
桜井のりお先生の新作のラブコメ漫画です。
この漫画を読んだ感想として最初に出てくるのは、
ヒロインの山田さんめっちゃかわええ!!!!
この漫画の舞台は中学校を舞台になっており、みつどもえや今日の5の2のような小学校を舞台にした作品よりも、会話の内容や描写などが
大人っぽく表現されておりました。
例えば、みつどもえでは直接は書かれなかった卑猥なワードもガンガン出ており、思春期真っ只中で、色々と知識を知り始める中学生を
ギリギリのラインで表現していました。
その点においては、下ネタ方面のギャグパートは以前にもましてグレードアップしておりました。
ただ、今回の作品は巻末にも記載されていた通り、主人公やヒロイン、それを取り巻く人物たちの「距離」、「変化」、「気づき」をテーマにして、
描かれており、その辺りの描き方がかなり上手でした。
過去のみつどもえでも、例えば、三つ子の長女みっちゃんが姉妹や友達に対して罵るような描写が多くあるのですが、細かい部分で、優しく思いやりのある女の子という一面を見せて
みっちゃんの素直になれない思春期っぽさを表現したり、ひとはが段々とクラスに打ち解けていく過程など、キャラクターの変化を描くことを重視していたように見受けられました。
今回の作品ではメインキャラクターを絞ったことにより、のりお先生の変化を描く上手さがより活かされているように感じました。
あまりネタバレはしたくないのですが、主人公の陰キャラの男の子が始め山田さんと話すとき、もごもごしていたのですが、最後のほうでは普通に会話ができていたり、
山田さんが気になる自分の行動とその理由がわからない感情とで葛藤したりなど、主人公対山田さん二人をメインで話づくりがされておりました。(2巻以降別のキャラが出てくるのかもしれませんが)
ボクのイメージとしては、「からかい上手の高木さん」と「星野、目をつぶって」を足して二で割り、そこにコメディをプラスしたような漫画かなと感じました。
ボクが知らないだけなのかもしれませんが、ここまでクオリティの高いラブとコメディを織り交ぜた漫画は少ないと感じた一冊でした。(かぐや様は告らせたい。に並ぶ面白さでした!)
ラブコメのイメージって主人公とヒロインがハプニングに巻き込まれてわちゃわちゃするのが定番だと思っていたため、落ち着いたコメディを挟んだラブコメもあるんだなと感心しました。
というわけで、僕の心のヤバイやつはラブコメマニアにはぜひ読んでもらいたい一冊だったので紹介させていただきました!
まだ1巻しか発売されていないので、試しに一度読んでみてください!!
それではおやすみなさい!!
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