ゾンビランドサガを一気見した感想

2019年3月6日

挨拶は基本ということなので、

 

おっはよーございまーす!!!!!!

 

記事のタイトル通りゾンビランドサガを見たので感想書きます!!

 

ゾンビランドサガとは

 

初めにゾンビランドサガというのは、2018年10月から放送された、佐賀県のご当地アイドルとして、佐賀県を救うために活動するゾンビの女の子を描いた作品です。

アニメーション制作はMAPPA

企画はMAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygamesの共同企画とのこと。※Wiki参照

ていうか、書いてて違和感しかないんですけど、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでゾンビなん!?

 

ゾンビ,バイオハザード,ゲーム内,ムービー,初代

 

 

 

 

 

 

いや、上にあるバイオハザードのゾンビほどリアルではなく、下の画像みたいな感じでとってもチャーミングで愛らしい感じのゾンビなんですが、

 

「ゾンビランドサガ」の画像検索結果

 

 

でも、やっぱりなんでゾンビなんだろうか。

 

 

 

気になったので調べてみました!!

調べてみたら以下のインタビューの記事を見つけました。

https://www.famitsu.com/news/201810/08165516.html

 

ここを見るとどうやら、サイゲームス アニメ事業部の竹中信広さんの好きな神撃のバハムートのリタというキャラクターからゾンビアイドルが生まれたようです。

リタというのはネクロマンサーの女の子で、ゾンビを使役するキャラクターのようですね。

「進撃のバハムート リタ」の画像検索結果

 

こういったインタビューを見ると、発想というのはどこから生まれるかわからないものですね。

てっきりタイトルだけを見たら東京グールのような感じで佐賀県に現れたゾンビを数人のジャパニーズミラジョボビッチが駆逐する作品だとばかり。

では次に、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでSAGA!?

 

 

これも気になったので調べてみました。

佐賀県になった理由は、どうやらアイドルゾンビアニメの企画が立ったはいいが、Cygames社内で稟議を通すのに難航していた際、Cygamesの社長である渡邊耕一氏の出身地である佐賀県を舞台にしたアニメの依頼があり、舞台を佐賀県にしたようです。※Wiki参照

こういったところを見ると企画者である竹中さんの熱意は相当なものだったことが分かります。

佐賀を舞台にしたアニメであれば他にも思いつきそうなものですが、佐賀県を舞台にしたアニメの依頼に自分の作りたいゾンビアイドルをはめ込んでしまうのですからね。

ゾンビアイドルとか聞いただけじゃ思いつく過程すら謎なコンセプトをアニメに落とし込もうというのだから、どんな稟議書で通ったのかお金払ってでも見てみたいくらい気になります。

 

 

 

 

 

そんなこんなで見事にタイトル詐欺を受けて見始めた作品でしたが、ドはまりしてしまい、気が付いたら最後まで視聴しておりました。

なんにしても、ゾンビ+アイドルというマンネリ化しているアイドルアニメ界隈にニトロ爆弾でもぶち込んだかの如く新旋風を巻き起こした作品で、アニメ好きなら興味が掻き立てられ、作品だけでなく、今後の展開についても気になってしまうようなアニメだと思います。

 

 

 

 

ゾンビランドサガの魅力

 

※下記ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうこれは間違いなく、一番の魅力は『ゾンビ』ですね。

ゾンビであることがこの作品の命だと言っても過言ではないと思います。

というのもこの作品は、アイドルがゾンビであることが核となってストーリーが綴られており、どれもがアイドルアニメからかけ離れた内容になってます。

第1話の冒頭では、未来に向けて期待に胸を躍らせた主人公の女子高生が開幕1分で即死します。

その後、同じように死んだ様々なタイプの子たちと共にライブを行ったりイベントをこなしていくのですが、その中でもライブ中に首が吹っ飛んだり、落雷が直撃したり、セットの下敷きになったりと生身の人間であれば大事故であるような状況も腐身の彼女たちは演出に変えて歌って踊り続けます。

また、生や死についての言葉の使いまわしやキャラ同士の掛け合いがゾンビならではでシリアスやユーモアを加速させます。

それだけでなく、主要キャラクターが死んでいるため、シリアス路線はやり放題な中で、あえてシリアス回にギャグを放り込んで絶妙なシリアス&ギャグ回を作っているあたり脚本家の力量の高さが伺えます。

異質なコンセプトによりかかるだけでなく、そのコンセプトを上手く使った演出、セリフ回し、ストーリーが一段と本作のゾンビという魅力を際立たせています。

 

次に楽曲です。

普通アイドルといえば可愛らしい楽曲や最近ではロックテイストの楽曲などが主流です。そんな中でアイドルには似つかわしくないデスメタルやラップというジャンルをぶち込んできます。

第1話の最後でゾンビ状態で意識が戻っていないメンバーを率いて主人公が叫ぶだけのシーンとか第2話の首を取り合って仲間内でラップしながらディスり合うシーンとかアイドルアニメとしては新鮮すぎて本当にアイドルアニメを見ているのかいい意味で不安になりました。

もちろん、それ以外にも王道のアイドル曲やミュージカル調の曲など物語の重要なシーンで様々な楽曲が流れるため、普通にアイドルアニメとして楽しむこともできます。

このように楽曲一つとってもアイドルな面とゾンビな面を起用に両立させて視聴者を飽きさせない工夫が施されているように見受けられます。

 

 

 

ゾンビランドサガの今後の展開

 

本作品ですが、なんだかんだ言ってもアイドルアニメを謳っているため、おそらく現実でも声優さんたちがリアルライブを行ってくれると思います。

その際に気になるのは声優さんたちはどのような恰好で出てくるのかです。

アニメの中では主人公たちは一般人にゾンビであることがバレないように特殊メイクをして人前にでています。

ですが、逆に現実でライブする際にはゾンビの恰好をしてライブするのも面白いのではないかとも思います。

実際に本当に佐賀県の活性化を狙っている場合、アニメファン以外の取り込みも必要になると思います。その場合、現実的にもマンネリ化しているアイドル界隈で普通にアニメからのアイドルをやるとそれこそ、ラブライブやアイマス、バンドで言うならバンドリなどの強力なライバルと戦う必要が発生します。

ゾンビランドサガのアイドルグループ『フランシュシュ』がどこまで売り出すかにもよると思いますが、本気で売り出しに行く場合、上記のライバルと真正面から勝負するより奇をてらうほうが売り易いと考えられるため、ゾンビメイクでライブをする可能性なども十分に考えられます。そういったゾンビならではを現実のライブでもやってくれたらとても面白いなと感じました。

また、佐賀のお店やイベントは実際に存在するものも多くあり、声優さんたちも参加されているようでしたので、そこでの活動も今後更に増えてくる可能性も考えられると思います。

 

そして、続編についてですが、アニメ12話の最後や、各キャラクターの掘り下げから続編はほぼ確実にあると考えられます。

ゾンビランドサガのBlu-ray1巻のアマゾン売り上げランキングDVD部門で1位(2018年12月26日時点)を獲得しており、各まとめサイトでのコメント数も1000を超えているサイトも存在しているため人気は上々の様です。その為、人気や売上的にも問題はなさそうです。

願わくば、ラブライブ、アイマスのように息の長いコンテンツになってくれたら嬉しいです。

とりあえず今後、ゾンビランドサガ、そしてフランシュシュの動向は追っていきたいと思います!