ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~東京ドーム公演 奇跡と努力の物語
こんばんわ!!
最初に言わせてください!!!!
Aqours4thライブ
マジ神……
2018年11月18日(日)
Aqoursの4thライブin東京ドーム 二日目行ってきました!!
始めに感想を言うと、上にも書いたように、最高のライブでした!!
セトリ、演出、MCどれをとっても文句なし、Aqoursの今までのライブの中で一番良かったと思います!!
強いて悪い点を挙げるとすれば、物販でクレジットカードが使えなかったことくらいですかね!!(お前が金用意してないのが悪い!!と言われたら何も言えませんが。。。)
現金がなさ過ぎてラブライブレードとタオルが買えなかったのだけは後悔です。無念。。。
そんな感じで、ライブはとても素晴らしいものだったので、今回はAqoursの4thライブについて書いていきたいと思います!!
1日目セットリスト
OP.Main theme of Lovelive! Sunshine!(フルオーケストラ)
君のこころは輝いてるかい?
Step!ZERO to ONE
恋になりたいAQUARIUM
ーMCー(コーレス)
少女以上の恋がしたい
青空Jumping Heart
ーアニメ振り返り映像(with フルオーケストラ)ー
決めたよ Hand in Hand
Waku-Waku-Week!
G線上のシンデレラ
想いよひとつになれ(9人バージョン)
ーMCー
聖なる日の祈り
ジングルベルがとまらない
ーアニメ振り返り映像(with フルオーケストラ)ー
MY舞☆TONIGHT
待ってて愛のうた
未熟DREAMER
ーアニメ振り返り映像(with フルオーケストラ)ー
MIRAI TICKET
キセキヒカル(with オーケストラ)
ーMCー(浦の星交響楽団撤収+Saint snow登場)
Awaken the power
ーMCー(Saint snow挨拶)
No.10
ユメ語るよりユメ歌おう
EN1.未来の僕らは知ってるよ
EN2.WONDERFUL STORIES
ーMCー(劇場版最新情報・最後の挨拶)
EN3.Thank you, FRIENDS!!
2日目セットリスト
OP.Main theme of Lovelive! Sunshine!(フルオーケストラ)
君のこころは輝いてるかい?
Step!ZERO to ONE
HAPPY PARTY TRAIN
ーMCー(コーレス)
少女以上の恋がしたい
青空Jumping Heart
ーアニメ振り返り映像(with フルオーケストラ)ー
決めたよ Hand in Hand
Waku-Waku-Week!
G線上のシンデレラ
想いよひとつになれ(9人バージョン)
ーMCー
聖なる日の祈り
ジングルベルがとまらない
ーアニメ振り返り映像(with フルオーケストラ)ー
MY舞☆TONIGHT
待ってて愛のうた
未熟DREAMER
ーアニメ振り返り映像(with フルオーケストラ)ー
WATER BLUE NEW WORLD
キセキヒカル(with オーケストラ)
ーMCー(浦の星交響楽団撤収+Saint snow登場)
Awaken the power
ーMCー(Saint snow挨拶)
No.10
勇気はどこに?君の胸に!
EN1.未来の僕らは知ってるよ
EN2.WONDERFUL STORIES
ーMCー(劇場版最新情報・最後の挨拶)
EN3.Thank you, FRIENDS!!
EN4.本当の最後の挨拶(マイク無し)
最新情報
ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow(90秒ver.)
テレビ情報
・劇場版公開直前特番
2018年12月31日(月) TOKYO MXにて放送
・Aqours紅白歌合戦出演決定
劇場版舞台挨拶
全国で実施決定
初日は1月4日(金) 沼津市民文化センターにて開催
ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY Next Stage
Aqours参戦 2018年12月6日稼働開始
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~
Blu-ray/DVD 2019年3月6日(水) 発売決定
ナンバリングシングル
Aqours 4thシングル 第3回センターポジション総選挙
2019年1月4日(金)~1月31日(木) 投票受付
ライブ情報
・ラブライブ!シリーズ初のアジアツアー決定
Aqours World Love Live! ASIA TOUR 2019
2019年4月6日(土)、7日(日) 台北公演@TICC
2019年4月13日(土)、14日(日) 千葉公演@幕張イベントホール
2019年4月20日(土)、21日(日) ソウル公演@KBSアリーナ
and more…
・Aqours 5th LIVE
2019年6月8日(土)、9日(日) @メットライフドーム
ライブ感想
演出
最初にボクが感動したライブの演出について感想を書きたいと思います!
オーケストラ
まず一番初めに驚いたのは加藤達也さん率いるオーケストラ、浦の星交響楽団による演奏ですね。
各パートの小休止にアニメ映像に合わせたオーケストラ演奏が入りましたが、オーケストラの生音の破壊力は凄まじかったです。
浦の星交響楽団のオーケストラから始まったとき、今回のライブはすべてオーケストラ演奏と共に行われると思いました。というか、それでやってほしいと思ってしまうほど、生の演奏というのは録音された音とは比較にならないライブ感があります。
やはり、バンドのライブなどに行くとよくあるのですが、アドリブによる演奏や曲の終わりにバンドで合わせてラスサビをリピートさせて会場を沸かせたりなど、生演奏ならではの演出方法が加えられることがあります。
今回のオーケストラも演出効果が抜群で、オーケストラの演奏が止み、少し間が空いて、曲がスタートするというお決まりと言えばお決まりの演出も、オーケストラの生演奏の後だとフェードアウトとフェードインのタイミングも読めないため、ライブに来ているなーという感覚により浸ることができました。
そして、Aqours Shipの上で浦の星交響楽団のオーケストラ演奏とともに「キセキヒカル」を歌ってくれました。
正直キセキヒカルだけ予習不足で、ほとんど聴いてなかったのですが、そんなボクでも鳥肌が立ってしまうほど、オーケストラとキセキヒカルはマッチしておりました。
ライブ後この記事を書きながらキセキヒカルをじっくり聴いているのですが、Aqoursの4thライブを思い出してしまい涙腺に響いております。なぜもっとちゃんと予習しておかなかったんだ。もう一回オーケストラの生演奏で聴きたいと後悔しております。
そんな素敵なサウンドを奏でてくれた浦の星交響楽団を率いている、指揮者の加藤達也さんですが、ボクの勉強不足でどんな方が存じ上げておりませんでした。
なので、加藤達也さんがどんな方か調べてみました!!
加藤達也さんとは?
簡単に説明をさせていただくと、アニメのBGMなどを手掛ける作曲家の方でした。
それで、どんな作品のBGMを作曲されたのか調べてみたところ、以下のような作品のBGMを手掛けておりました。
以下BGMを担当された作品の一部(Wiki参照)
・けんぷファー
・聖痕のクェイサー
・いちばんうしろの大魔王
・境界線上のホライゾン
・未来日記
・めだかボックス
・Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
・Free!
・天体のメソッド
・食戟のソーマ
・アイドリッシュセブン
・政宗くんのリベンジ
・はねバド!
・少女☆歌劇レヴュースタァライト
等々
ボクの知っている作品だけでもかなりの数を担当しておりました。正直アニメ好き、音楽好きを豪語していたにも関わらず、存じ上げていなかったことを恥じるレベルです。
このような素晴らしい作曲歌を起用しただけでもAqoursの4thライブは今まで以上に気合の入ったライブだったのだと再認識させられました。
以下加藤達也さんのBGM集をYoutubeで発見しましたので、聴いてみてください。
おそらくアニメ好きで加藤達也さんを知らなかった方は「この曲かぁー!!」って感じると思います。
G線上のシンデレラ
この曲は正直、ダイヤさん推しということもあり、学年ユニット曲の中では断トツで好きな曲でした。
もともと水樹奈々さんのDISCOTHEQUE、初音ミクのミラクルペイントという曲や最近流行りのバンドリのゲーム内バンド、ハローハッピーワールドの曲である、ゴーカゴーカイファントムシーフという曲のような管楽器やアコースティックな音が多用されているディスコ調のダンスミュージックがすごく好きなので、G線上のシンデレラの曲自体もかなり好きです。
そんな中で、この曲の歌詞の途中のセリフにある、
果南「そういえばみんなワルツって踊れるの?」
鞠莉「もっちろん!ほら、一般常識ってヤツ?」
ダイヤ「本でなら見たことあるけれど…実践には至っていませんわ」
果南「もしかしてパートナーが必要なんじゃ…」
三人「ワオ!」
Shall we dance? Shall we dance?
もちろん踊ろう!
Let’s dance!! Step with me!!
船上だし誘ってよね ウィンナ・ワルツで!
この歌詞の後に、いつもなら三人で踊っているところ、今回は一年生ユニットが登場し、三年生メンバーと一緒に手を取り合ってワルツを踊るという演出が入りました。
もちろんダイヤさん(ありしゃ)の相手はルビィ(ふりりん)の為、ファンとしてはこんなところで姉妹コンビを見られるとは思わず、会場も大盛り上がり、ボクの鳥肌も大盛り上がりでした!!
こういった一つ一つの細かい演出が新鮮で、今までのライブでやらなかった新しいことをチャレンジしてファンを驚かせようとするAqours9人やそれに携わる方々、プロのエンターテイナーの本気を感じることができました。
想いよひとつになれ(9人)
さて、続いてボクが興奮した曲は、1stから欠かさずナンバリングライブでは行われている、大人気曲であり、いろんな意味で思い出深い、「想いよひとつになれ」です!
今回もそれに漏れることなく想いよひとつになれが行われたのですが、今回の演出で今後の想いよひとつになれの曲の有り様が決まりました。
まずこの曲の歴史、今に至るまでの過程を簡単に説明すると、
ラブライブサンシャイン1期の友情ヨーソロー回で千歌ちゃんと曜ちゃんが想いよひとつになれを通して互いの友情を再確認することになります。そのため、この時点では誰の目からみても千歌曜の曲として作られていました。そしてこの回の最後に演奏される想いよひとつになれのサイリウムの色はレインボー色になっております。(ここ超重要)
その後1stのライブで梨子ちゃん(りきゃこ)が想いよひとつになれをアニメ内ではピアノの発表会で歌わなかったことから、この1stではそれを忠実に再現するべく、想いよひとつになれのピアノを弾くことになります。この演出自体はファンとしてもすごく新鮮で1stの一日目は大盛り上がりで終幕しました。
しかし、1stの二日目で事件が起きます。1日目同様、想いよひとつになれは梨子ちゃん(りきゃこ)のピアノから始まろうとしたのですが、イントロの演奏でりきゃこが演奏でミスをしてしまい中断されてしまう事態が発生しました。その後Aqoursメンバーの支えにより、再チャレンジし、想いよひとつになれのパフォーマンスは最後までしっかり行われました。(書いてて思いましたが、ピアノのプロでもないりきゃこが横浜アリーナ2万に近くの前で、一度失敗してから再チャレンジして成功させるってかなり異常ですよね。りきゃこのプロとしての意識や狂人なメンタルを感じました。そのあと、Twitterでこのミスについてりきゃこがプロとしての反省をつぶやいていたそうなのですが、ボクたちからしたら、反省どころか、寧ろすごかった!!よく最後まで演奏してくれた!!ありがとう!!以外の言葉が出てこないというのに、本当に尊敬に値するプロのアーティストなんだなと感動してしました)
とまあ、少し脱線してしまいましたが、このイベントが発生したことにより、想いよひとつになれの曲の立ち位置が変わります。1stの一日目までは千歌曜の曲だった想いよひとつになれは(ボクたちも一日目はみかん色と青色を全身全霊で振っておりました)、1st二日目のこのイベントにより梨子ちゃん、いいえ、りきゃこの曲になってしまいました。(サイリウムもりきゃこカラーの桜色一色だった模様)
その為、この二日目以降この曲に対するファンの受け取りかたに迷いが生まれることになりました。
しかし、その後放送されたラブライブサンシャイン2期の中で公式からの回答ともとれるワンシーンが見つかりました。
ラブライブサンシャイン2期13話の挿入歌WONDERFUL STORIESの曲中に移った想いよひとつになれのワンシーンで一期では確かに虹色だったはずのサイリウムの色が、ピンク一色になっておりました。
時系列としては、1期後に1stライブがあり、2期になるので、1stライブをみた公式が、公式的に梨子ちゃん(りきゃこ)の曲にしたのではと感じ、正直曜ちゃんが千歌ちゃんとの友情を再確認した曜ちゃんにとって(もちろんAqoursにとってもですが)とても大切な曲が梨子ちゃん曲になってしまったため、曜ちゃんに同情をしてしまいました。
そのような、想いよひとつになれについての公式からの回答にいまいち釈然としない気持ちでいたのですが、今回の4thライブで最高の回答を貰うことができました。
想いよひとつになれの始まりで、梨子ちゃん(りきゃこ)のピアノから始まり、少しして演奏が中断されました。その時点では、もしかしてまた……?という緊張が会場中に伝わったと思います。しかし、その後曜ちゃん(しゅかしゅー)が梨子ちゃん(りきゃこ)に語りかけ、その後、千歌ちゃん(あんちゃん)が梨子ちゃんを迎えに行き、想いよひとつになれ9人バージョンのパフォーマンスが始まりました。
正直この演出は全く想像しておりませんでした。
この演出のボクなりの解釈としては、曜ちゃんから梨子ちゃんに語り掛けるというのは、曜ちゃんと千歌ちゃんの友情曲というアニメ上の解釈の後、この曲を通して曜ちゃんが千歌ちゃん以外も見ることができ、梨子ちゃんやAqoursメンバー全員と想いをひとつにしたいと考えることができたという本当の友情回を表現しているように思えました。
時系列的には、
アニメ1期曜千歌友情回(曜ちゃんと千歌ちゃんの友情を再確認)
4thライブ(アニメ1期や2期を通して、千歌ちゃん以外のメンバーをより知ることができた曜ちゃんが、千歌ちゃんと二人だけではなく、他のメンバーとも想いをひとつにしたいと感じて梨子ちゃんに一緒にその思いを伝える)
上のような解釈だけでなく様々な解釈が想いよひとつになれという曲には存在していると思います。
ただ、ボクが思うにこの曲はラブライブの2.5次元コンセプトを一番表現している曲だと思います。
もともとはアニメの曲だったものが、ライブやファンの解釈を通して、成長し、今では、想いよひとつになれのアニメでは表現されなかった部分までをリアルな出来事を通して表現されました。
アニメの中では想いよひとつになれは明らかに千歌ちゃんと曜ちゃんの曲だったと思います。ですが、そもそもこの曲を実際に作った人は二人だけの曲として作ったのではないと思います。(あくまでボクの解釈)
本来であれば9人、もしくはそれ以上の想いを一つにするというコンセプトで作られた曲ですが、アニメの表現上千歌ちゃんと曜ちゃん二人の想いに重点を置かれてしまいました。
そんなアニメの枠をAqoursのライブが拡張し、この曲の意味の幅を広げました。くさいセリフで言うならば、Aqoursのライブを通して想いよひとつになれへの想い、考えが本来の意味へと繋がり、一つになったのではないかと思いました。
長々とまとまりのない文章を書いてしまったのですが、結論今回の演出を通してボクの感想としては、
アニメから現実へ、そして、現実からアニメへ成長を与えた曲、これこそが想いよひとつになれという曲であり、ラブライブというコンテンツの有り方なのかなと再認識させられました。
それから今回の演出により、4thライブ以降はりきゃこも含めた想いよひとつになれ9人バージョンのパフォーマンスが見れるようになると思います。
寧ろ運営側の本当の狙いはそこにあったのだと思います。りきゃこがアニメの演出上パフォーマンスに参加できない状態をどうにかしたいと考えたとき、この演出が浮かんだのだと思います。そう考えると、運営側は相当ライブの演出について悩まれているのだろうなと思い、プロの本気というのをここでも感じることができました。
そんな、プロ全員が本気で考え抜いて、ファンの納得する回答を出した曲、みんなで育て上げた曲、
それが想いよひとつになれなんだと思いました。
4thライブの想いよひとつになれを生で見ることができて、ラブライブの一ファンとしては本当に幸せです。
Saint Aqours Snow
Come on Awken the power yeah!
Are you Ready! Let’s go!!
はい、この曲で声帯が震えすぎて摩耗しました。
4thライブでボクが見たかったものの一つがSaint Aqours Snowだったんですが、4thは初東京ドームでAqoursにとっては一つの節目となるライブになるのではとも考えていたので、Saint Snowが来てくれるか半信半疑でした。
ですが、3rdに参加した友人からSaint Aqours SnowのAwaken the powerが爆上がり曲だったと聞き、Saint Snowが来てくれる未来に期待し、コールの練習をこの曲だけ念入りにしていました。
なので、Saint Snowが現れた瞬間声にならない声を出してしましましたね。
それで、叫んでしまいましたよ。
「「デスタムーーーーーーーーア!!!!!!!」」
失敬。間違いました。「消しちゃうんだ!!」ですよね。
それで、友人の話通り、この曲の盛り上がりは尋常じゃなく、今回のライブでAqours爆上がり曲エースの、「スリリングワンウェイ」をやらなかった分もカバーしてくれた大変ありがたい曲でした。
そのあと、Saint SnowのMCも彼女たちのラブライブに対しての真摯さや、慎み深さが現れるようなものでした。
Awaken the powerの爆上がり関しては言えば、Saint Snowの力も多分に関わっている曲なので、もっと自分たちの話をMCでしてもいいと思うのに、Aqoursへの感謝や東京ドームに集まったファンへの感謝、また、ラブライブのライブであるということを考慮し、自分たちの話などは一切せず、Saint SnowとしてMCを全うする姿勢など、たしかに、ラブライブの声優さんでAqoursメインのライブなのだから当たり前なのかもしれませんが、ボクは、純粋に尊敬できる人たちだと思いました。
Saint Snowの二人はどんな人物か簡単にまとめさせて貰いますと、
鹿角聖良役の田野アサミさんは、1998年に全国オーディションでグランプリを受賞し、メンバー4人で結成された、ボーカル&ダンスユニットBOYSTYLEというグループのメンバーとしてデビューしました。
その後、2011年にBOYSTYLE解散後はタレント・女・声優業と幅広く、マルチに活動されていたそうです。
声優業の最初の作品ではアニメ「トリコ」のリン(トリコのヒロインポジションのキャラ)を演じ、その後、2012年には「スマイルプリキュア!」で日野あかね(キュアサニー)の役を演じました。そこから、少しずつ声優活動も続けてきたそうです。
どうりで、東京ドームという大舞台でもあれだけ安心感のあるMCをできるわけですね。舞台、ドラマ、音楽、声優、バラエティなどあらゆる場面で人前に立ち続けてきたとあれば納得です。
続いて、鹿角理亞役の佐藤日向さんは、幼稚園の頃から芸能活動を開始しているようです。最初の大きな活動としては、アイドルユニットさくら学院のメンバーとして、2010年4月より活動を開始し、同年12月にメジャーデビューをしております。2014年3月まで同グループのメンバーとして活動していたようです。
その後、2014年4月に放送が開始されたアニメ「くつだる。」のメインキャラである、「柄沢りん」の声優を担当し、同アニメの声優を担当する4名でユニット「マボロシ☆ラ部」を結成し、活動しておりました。
2015年8月には東京国際フォーラムにて行われたミュージカル「グッバイ・ガール」にシンシア役として出演もしていたという、こちらも音楽、声優、ミュージカル女優と幅広く活動をされていたみたいですね。
ただ、佐藤日向さんは現在19歳で、まだかなり若く、田野さんと比べると経歴もそこまで突出したものは多くはありませんでした。と言っても東京国際フォーラムに立ったり、メジャー活動をしたりしてる時点でかなり凄いのですが。
そのような彼女が東京ドームという舞台で、田野さんと一緒に5万人を前にして歌って踊り、盛り上げるというのは途轍もなくすごいことです。3rdライブの経験があるというのも踏まえても、佐藤日向さんには将来を期待したくなるメンタリティを感じてしまいました。
上記のような、経験豊富で、安定感と安心感ある、頼れるお姉さんである田野さんと、10代のエネルギーに満ち溢れ、物おじせず堂々としたパフォーマンスができる、若く未来溢れる佐藤さんの二人で結成されたのがSaint Snowです。
現在、ラブライブコンテンツはどんどんグループを増やしている段階であるため、Saint Snow単体での活動もこの先期待できそうです。また、メディアミックスのコミックなどで、Saint Snowサイドなども企画される可能性だって充分に考えられます。
今後のSaint Snowにも期待して追いかけていきたいと、今回の4thライブをきっかけに思いました。
Awaken the power という曲について、ライブの盛り上がりを見て思ったことは、この曲は最初から爆上がり曲として狙って作られた曲ではないかと思いました。
どうしても気になったのでこの曲について調べてみたところ、作曲者は河田貴央(かわた たかひろ)さんという方で、この方はアニメソング、声優アーティスト、アイドルの曲を手掛けることが多い方でした。
その為、ラブライブ無印の曲も作曲されており、その曲を見たときにAwaken the powerの爆上がりにも納得しました。
ラブライブ無印では以下の曲を作曲されておりました。
・「Super LOVE=Super LIVE!」
・「LOVELESS WORLD」
・「ススメ→トゥモロウ」
・「No brand girls」
・「Wonderful Rush」
・「after school NAVIGATORS」
上記の曲、どれもアップテンポでライブでの爆上がり度もかなり高い曲になります。
私は作曲者についてそこまで詳しくないため気が付かなかったのですが、おそらく、河田さんの存在を知っていた人であれば、Awaken the powerの作曲者を見た瞬間に、コールの練習を始めていたのではないかと思われます。
Awken the powerは爆上がりを運命付けられた曲だったと調べてみて理解しました。
今後、ラブライブサンシャインの新曲が発売した際には作曲者もチェックしていきたいと思います。
なんにしても、Saint Aqours Snowのパフォーマンスは爆上がりという意味では最高水準の非常に素晴らしいものでした。
Aqours Ship
正直演出の中で一番驚いたものが、Aqours Shipでした。その名の通り、Aqours9人を乗せた海賊船のような巨大な船が登場しました。ワンピース作者の尾田栄一郎先生もびっくりするであろう出来栄えだったのではと思いましたね。
ライブではこういった予想外の演出が楽しみの一つなのですが、まさかの巨大船の登場に、ボクも反射的に敬礼しちゃいました。
Aqours Shipの上では、1日目はラブライブサンシャイン1期最後の曲である「MIRAI TICKET」、2日目は1期、2期の集大成の曲とも言える、「WATER BLUE NEW WORLD」が披露されました。
また上記曲の後、両日で、キセキヒカルが披露されました。
「MIRAI TICKET」は迷っていた9人が未来への一歩を踏み出した曲、そして、「WATER BLUE NEW WORLD」は、たどり着いた一つの未来の過程を噛みしめて、さらにその先の未来へと踏み出していく曲、その曲を奏でながら、さらに先の未来へ向かおうとする9人を乗せて海を渡るAqours Shipという演出だったのではと私は感じました。
そして、キセキヒカルはキセキを叶えた9人がその過程であった不安や悩みの辛かった葛藤を振り返って、でも止まらずにやってきてよかったという想いを歌っています。キセキヒカルを歌うタイミングはAqours Shipが止まった時に歌われたため、一つの未来へたどり着いたことを表現した演出だったのではと振り返ってみて思いました。
上記のように、ただ大きな船を出しただけではなく、その船を出した理由などを考えると、ライブの作り手は表現という分野に対して、どれほどの時間を費やしているのかと感服しました。
そういった、ライブの作り手の強い想いも感じることができた、記憶に残るような演出でした。
No.10
この曲は、Aqoursが応援してくれた全ての人に向けた感謝の歌です。
ラブライブというコンテンツの中でかなり重要な場面や曲の歌詞に使われているキーワードに「みんな」という言葉があります。
ラブライブでいう「みんな」というのはキャストだけでなく、支えてくれる家族、スタッフや、応援してくれているファンを含めたものになります。
コンテンツの根幹に「みんなで叶える物語」というサブタイトルがあり、先代もAqoursも変わらずそのマインドを大切にしてきました。
ただ、No.10が今までと違ったことは、支えてくれた人たちや、応援してくれているファンに向けてここまで分かりやすく感謝を歌った曲が今まで無かったことです。
ラブライブお馴染みのキャスト9人の掛け声をNo.10を歌う前にも行われました。今までは9人のカウントが終わり、「アクア―サンシャイン!!」の掛け声でしたが、今回は、10人目である、ラブライブに関係するキャスト以外の面々も含めて掛け声が行われました。
今までのライブでも場合によってはファンが「10!!」と叫ぶこともありましたが、No.10のように10人目を最初から含めた曲はありませんでした。その為、この曲に対して、ファンとしては非常に胸が熱くなる曲であったと思います。
ではなぜ、先代ではなく、Aqoursでこのような曲を作ったのかをボクなりに考えてみました。これは、Aqoursのメンバーが今回のライブで言っていた、『凄すぎる先代をみて、自分たちも同じようにできるのか』という不安に関係していると思いました。この不安というのは、恐らくですが、先代のファンに自分たちが認めてもらえるのかといった不安だとボクは感じました。ラブライブの先代ファンの声には、やっぱり先代は凄い、Aqoursは成功した先代の勝ち馬に乗っただけで、先代と同じように上手くは行かないなど、いろんな人から言われたかと思います。
そういった中でも、支えてくれるスタッフや家族、応援してくれるファンがいることはAqoursにとって、大きな支えになったのではと思いました。上記の不安などを考慮すると、Aqoursが先代を目指すことを決意したであろう東京ドーム公演を一つの節目とし、改めて『みんな』に向け、特別に曲を用意してまで感謝を伝えたいと思ったのかもしれません。
あくまでボクの推測にも満たない、妄想や願望のようなものですが、No.10という曲にはこういった感情を抱かせてくれる、気持ちが熱くなる曲だと感じました。
キャスト挨拶
今回ボクの涙腺にきてしまったのがキャスト挨拶でした。
まず初めに今回のキャスト挨拶で驚いたことが、あいきゃん(ヨハネ)vsきんちゃん(花丸)の4thシングルセンター争いです。アンコールの後最後のキャスト挨拶で、あいきゃんときんちゃんが4thシングルのセンター争いをするような発言があり、これはこれでアイドルっぽくて面白いなと個人的には思いました。
やはり丸ごと一曲センターとして歌うことができ、また、自分の愛するキャラクターがメインのPVが作られるというのはキャストのモチベーションもかなり上がると思います。
今回、東京ドームという舞台で踊った9人は口にしなくてもそれぞれがまた新しい目標を胸に持っており、その中の一つに、自分のキャラクターをセンターにしてあげたいという思いや、自分自身Aqoursの中心で踊ってみたいという気持ちを持ってもおかしくはないと思います。
その中で、東京ドームという舞台で抑えきれない想いが出てしまった瞬間を見られたことは貴重だなと思いました。
そして、その後のダブルアンコール。ボクはアンコールが終わりキャストが退場した段階でもう終わりだと思いました。ですが、最後の最後にもう一度メンバーが感謝の気持ちを伝える為だけにステージに戻ってきてくれて、マイクを使わない自分たちの声だけで感謝の言葉をボクたちファンに届けてくれました。
このダブルアンコールでの挨拶もスケジュールに含まれていたかはボクにはわかりません。ですが、Aqoursメンバーの感謝の叫びを聞いて、本当に彼女たちは、みんなでラブライブは作られているということを感じていて、ファンを大事にしてくれているんだと感じることができました。
この挨拶を聞いてファンは更にAqoursを好きになったと思います。ボクもその一人です。
これからもAqoursを応援していこうと思った心に刻まれた一幕でした。
ライブの感想
今回Aqoursの4thライブ in 東京ドームに参加してみて、まず初めにやはり東京ドームの大きさに圧倒されました。
東京ドームのライブは水樹奈々さんのLIVECASTLE2日間と先代のライブ2日間以来なので、5回目になるのですが、何度来ても感じるのは東京ドームというネームとサイズの圧ですね。
ボクの東京ドームのイメージとしては、一流のアーティストの中のさらに一握りの超一流のアーティストが立てる舞台であると認識しております。ここで言う一流というのは実際にパフォーマンスをするアーティストだけでなく、一流の企画者がプロジェクトやコンテンツを打ち立て、一流の作曲・作詞家が曲を作り、一流のマーケターやマネージャーがアーティストを売り出し、一流の振り付けしが振り付けをし、一流のステージクリエイターがステージを彩り、一流のメイクアップアーティストがアーティストを輝かせ、そういった積み重ねを続けて、超一流のアーティストが生まれ東京ドームという大舞台に立つことができる、狭き門の中の狭き門。
このような経緯を経てやっと立つことが許される神聖なステージ。それが東京ドームというステージだとボクは思っています。そんなステージでAqoursは先代のプレッシャーや周囲からの期待などを受けつつもやり遂げました。
まずそんなステージでボクたちに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたAqours、そして、Aqoursと共に素晴らしいエンターテインメントを作ってくれた関係者の方々に労いと称賛の拍手を送りたいと思います。
今回のライブは東京ドームという場所だけでなく、ラブライブサンシャインのアニメーション1期、2期、それらの楽曲を踏まえて行われた3rdライブ後のライブであり、さらに映画公開の発表もすでに行われていたことからも、タイミング的に、ファンにとっては今後の動向が気になる転換期のライブに当たるものでした。その中でまずファンとして安心したこととしては、次のライブ発表で5thライブと銘々されたことでした。ナンバリングを打たれたことで5th以降もAqoursのライブはあるという期待を持つことができました。
Aqoursが映画公開後も終わらないということが分かったことはこれからのボクらファンにとってのモチベーションアップにも繋がることだと思う為、この発表はいち早く聞くことができて良かったです。
また、今回のライブを通してもう一つ微かな希望が生まれました。それは、ラブライブサンシャインは今回の映画が最後ではないのではないかということです。
恐らくですが、今回ラブライブサンシャインの映画で行われる楽曲は5thライブで行われると思います。先代ではラブライブの映画後にファイナルライブだったので、そこで映画の曲、ファイナルシングルが披露されましたが、今回のAqoursの場合映画公開後にほぼ間違いなくラストライブではない5thライブが行われるため、そこで映画楽曲を披露した場合、その後何も曲を出さなければライブでは既存曲ばかりの新鮮味のないライブになってしまいます。新曲を楽しみにしているファンは多くいると思うし、ラブライブ運営側としても新曲の売り上げが確約されているコンテンツで新曲を作らずライブやイベントを行うなんてあまり旨味はないと思います。その為、間違いなく新曲は出され続けると思います。
では、新曲は出され続けますが、2.5次元をコンセプトにしているラブライブが曲だけを作るのはコンセプトから逸脱してしまうという意見も出てくると考えられます。
今回の映画でラブライブサンシャインのアニメに終止符を打った場合、間違いなく先代のように最後にふさわしい名曲を作ってくれると思いますが、それを今回の映画で出してしまうと5thライブでその最後の曲だけ流さないのは不自然になってしまいます。その為、今回の映画ではラブライブサンシャインの最後にふさわしい楽曲というのは作られていないと考えられます。
その場合、仮にアニメ以外の曲のみで最後にふさわしい楽曲を作ったとして、その曲が本当にラブライブサンシャイン、Aqoursの最後を彩る曲になるのか、またそれをファンは気持ちよく受け入れられるのか。先代ではアニメの中でグループをおしまいにすることがテーマとしてあがり、そのテーマについてのドラマがあったことで最後の楽曲を先代の名曲、神曲とたらしめたとボクは思っております。
アニメソングというのはどんなに素晴らしい名曲であったとしてもアニメとリンクするからこそ称えられると思います。アニメとリンクしていないアニメソングはアニメソングではなくただの曲です。その為、恐らく先代同様にAqoursを表す楽曲をアニメの中で作られると思います。その場合、タイミング的にもファイナル直前に最後を飾る楽曲が生まれると考えられるため、映画に2作目ができることを予想しております。
といろいろ書きましたが、今後にも希望や期待を持たせてくれるような明るい気持ちだけで終われるライブでした。東京ドームという会場からか、もしかしたら終了を匂わせる発表があるのではと不安がありましたが、そんなこともなくまだまだAqoursの輝きを追いかけていくことができることに喜びと感謝を込めてこの記事を書かせてもらいました。
今後もAqoursのニュースがあった際はこうして記事にしていき少しでもAqours、そしてラブライブの素晴らしさを発信できればと考えております。
それでは、今後の映画やアジアツアー、4thシングル、5thライブを楽しみに皆さん毎日頑張ルビィ!!
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