魔法少女リリカルなのは 劇場版後編観てきました~!!
こんばんわ~っす。
今日2018年10月22日(月)
世の中のカレンダー通り働いている社会人からすると魔の月曜日とか、悲劇の始まりとか、そもそも月曜日という曜日を無いことにしているとかで、恐れられている月曜日ですが。
そんな日にボクは悠々自適な一日を過ごしておりました。
朝(15時)に起きて、アニメを観て、16時にカルボナーラ(卵白も一緒に使ったため見栄えは悪いけどそこそこ美味しい。自画自賛)を食らい、20時までゲームをしてました。
そんな完全インドア、太陽って何?食えんの?って感じの一日を過ごしていたんですけど、なんだが貴重な休日を無為に過ごしている自分に対してふとやるせない思いを感じたので、気分転換も兼ねて映画を観てきました!
それで、その映画というのが、去年7月22日に公開した魔法少女リリカルなのはRefrectionの後編にあたる映画、『魔法少女リリカルなのは Detonation』です。
前編も超面白かったのですが、今回の魔法少女リリカルなのは Detonation、
最高でした。。。
本作品はシリーズものの作品になっております。以下簡単な概要を含めまとめ。
魔法少女リリカルなのは (1期) ※2010年に映画化
主人公高町なのはが魔法少女になり、もう一人の魔法少女フェイトと友達になるまでのストーリ。
魔法少女リリカルなのはA’s(2期) ※2012年に映画化
魔法少女が少しずつ板についてきたなのはが新たな事件、通称闇の書事件に挑む物語。
なのは、フェイトと、新たな敵、闇の書の守護騎士、ヴォルケンリッター(名前めちゃかっけー)の戦いが超見所。
魔法少女リリカルなのはStrikerS(3期)
闇の書事件から数年が立ち、なのはらが時空管理局職員として様々な事件を解決していく物語。
なのは、フェイトらの主要キャラ以外にもたくさんの魔法使いが出てきて戦いのパターンも広がり、話だけでなく、アクションシーンにも大きな変化が加えられ、1期、2期からのマンネリ化を上手く防いだ見応えのある作品。
※ただ、なのはやフェイトが20歳くらいになっているため、少女ではなくなっている。それに対して抵抗を示し、ここで見るのを断念したファンも少なくない。
魔法少女リリカルなのはVivid(4期 原作は漫画)
4期はさらになのはやフェイトが25歳くらい?になり、主人公がなのはとフェイトの娘(養子なので本当の娘ではない)で、楽しくデバイスを使用した格闘技で競い合う青春スポコンもののような作品になっている。
そのため、戦闘の描写よりも、人と人のドラマに重点を置いており、街をぶっとばしたり、空中戦での砲撃と砲撃のぶつかり合いや男前ななのはさんを期待しているファンは肩透かしをくうかもしれない。
観る前の準備としては、3期まで視聴した後、一度、けいおん、ごちうさなどのきらら系の作品とハイキュー、弱虫ペダルなどのスポーツ作品を挟んでから改めて視聴することで、違和感なく作品に入ることができるだろう。
魔法少女リリカルなのはForce(漫画原作のみ 2013年から長期休載中)
正直ボクはこちらを正式な4期として読んでおり、Vividはスピンオフの位置づけで見ていました。
というのもVividはなのはやフェイトがほとんど出てこず、ヴィヴィオ(娘)の物語なのですが、こちらは、タイトルの通り、なのはさんが現役でビュンビュン現場で飛び回り、爆撃を打ちまくってくれるからです。
また、こちらのForceの敵にあたる、トーマ(ゼロ因子の適合者で覚醒した状態だとなのはたちをも凌ぐ強さになる)とフッケンバイン一家(凶悪犯罪集団)がむちゃくちゃ強く、戦闘についても前作を凌ぐ戦いが見られそうであったため、正直長期休載は大変ショックを受けました。こちらを4期としてアニメで放送、もしくは映画をやってほしいと切に願っています。
やっぱりなのはさんが砲撃で敵や街をぶっ飛ばすところがリリカルなのはの醍醐味だと思っているので。。。
と、上記まとめのようなシリーズ構成になっております。
また、魔法少女リリカルなのははあの大人気声優の
水樹奈々さん
がブレイクしたきっかけの作品になっており、映画の主題歌、アニメのOPはすべて水樹奈々さんが担当しております。
とまあこんな感じで作品の紹介をさせてもらいました。
それで、おそらく上のシリーズを見て2期から3期の間なにしてん??
と、思われたかと思うんです。かく言うボクもその一人でずっと気になっていました。
3期のシーンでもなのはさんが昔ボコられて瀕死状態に陥ったという話が出てきており、この間の話はいつ映像化されるんだ!!っと待ち焦がれていました。
見てくれればわかるんですけど、なのはさんが死にかけるって相当なんすよ。あまりの強さから、某動画サイトでは、なのはvs孫悟空や、遊戯王の動画では、城之内、マリク、海馬、闇遊戯が白い悪魔に葬られているのです。
んで、前からすごく気になっていた空白の期間に起きた事件が映画化されたのが、今回二部作で公開された、RefrectionとDetonationなのです!
※結論から言うと、今回の話はおそらく3期でいってたボコられた話ではなかったんじゃないかと思います。というのも、三期でなのはがボコられた一件の回想シーンと今回の映画のシーンがマッチしていなかったからです。
それで、またまた前置きが長くなってしまったのですが、あまりにも満足の良く作品だったのでネタバレをなるべくしないように感想を語らせてもらいます。(前置き長くなるの癖になってるな)
はじめに今回の話の簡単なあらすじとしては、キーキャラクターである、アミティエとキリエという姉妹が、自分の故郷である、死にかけた惑星、エルトリアを復興させようとするところから始まります。姉妹の父がエルトリアの復興を望んでいたが、病に侵されただ死を待つだけの状態になってしまう。そんな夢の道半ばで倒れてしまった父、そして、自分の故郷であるエルトリアをどうにかするために、姉であるアミティエの反対を押し切りキリエとその友人イリスが地球(なのはたちが住んでいるのが地球)に降り立つところから物語が動き出します。
とまあ、あらすじはこんな感じなんですが、もうね、スタートからなのはらしさ前回なんですよね!!
なのはといえば惑星がらみのゴタゴタとだれかを助けるために暗躍する敵っていうのが定番なんですよ!!なのはの敵には性根から腐った悪党のようなキャラはいないんですよね。
それぞれに自分の正義があって、どうにもならないことをどうにかするために戦うみたいな、王道のジャンプ漫画のような熱いストーリーなんですよ。
それで、今回の映画を全部見た感想なんですが、まず、はじめに、実を言うとこの映画の原作は、2011年に発売されたPSPのゲーム『魔法少女リリカルなのはA’s PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY』が原作にあたるのですが、ボク自身ゲームをやったことないので、映画のみに対しての純粋な感想になります。
それで、観終わったときにはじめに思ったことは、話作りとか構成、展開が王道なんだけど本当に上手い!!脚本家天才なんじゃないかと思った。
感想1 キャラクターの回し方
やっぱり映画ってどうしても短い尺の中で納めなければいけないので、本作のように何部かに分けて上映する映画も増えてきていると思います。リリカルなのはシリーズなんかは、人気キャラも多いため、短い時間の中で、飽きさせないようにそれぞれのキャラクターを回していく展開構成を組まなければいけいないのですが、それが綺麗にまとまっているのが本作だったと思います。
これだけのキャラを見せ場を出しつつ上手く活躍させられた最大のポイントはおそらく同時に使うこと、比率をはじめから決めておくこと、それぞれの役割以外のことはさせないこと、なのかなーと推察しました。
ワンピースの映画を例に挙げると、最初にボスとなる敵キャラが出てきて、ルフィの味方キャラがやられます(ここでナミがやられる。ヒロインの見せ場)、その後、ルフィ、ゾロ、サンジが戦う(戦闘員の見せ場)、ウソップ、チョッパーなど非戦闘員が要所でサポート。(サポート役の見せ場)このように面白い作品ではそれぞれのキャラクターが役割以上のことはしません。それでもしっかりとストーリーの中で見せ場を作ることができます。
今回のなのはもこれと同じで役割を分けていますが、如何せん、なのはの場合キャラクターの絶対数が凄まじく多いことと、人気キャラがすべて戦闘員ということがむずかしいポイントになると思います。その為、今回の映画の中では最終決戦以外も人気キャラクターやキーキャラクターが同時に戦うシーンが多くなっていました。それで戦いの中でメインとサポートを使い分けることでうまく比重をぶらすことなく見せ場を割り振ることに成功しております。
この同時戦闘の多用が本作の戦闘を非常に満足のいくものにした要素の一つと感じました。
一つよりも二つ同時に砲撃したほうが威力も二倍で描けるしね!!
感想2 キーキャラクターのバックグラウンド
映画のオリジナルキャラクターとなるとどうしても掘り下げる時間が足りず、映画のオリジナルキャラが安くなってしまうことがあると思います。オリジナルキャラクターが多ければなおさらです。
ですが、今回の映画ではオリジナルキャラクターが7人ほどいたのにも関わらず、それぞれのキャラクターを殺さずにまとめ上げているところに脱帽しました。
普通キャラクターというのはそれぞれ時間をかけて育てることで深みが出てくるものだと思います。実際に深みがなく唐突にこういうキャラでこういう過去があったんです!と言われても視聴者や読者は置いてけぼりを食らいます。
ですが、本作では話の設定や映像の見せ方で短い時間の中で7人ものキャラクターに深みを与えていました。正直今回の映画で一番の感動した点は話にほとんど違和感を感じなかったところです。(見返せばあるのかもしれないけど)
それぞれのキャラに行動理由がしっかりと添えられていて、不自然さを感じず観ることができました。
感想3 『私の前で話の違和感、不自然さがあったら、全部砲撃で吹き飛ばします。』
もうね正直、感想1、2は思い出しながら頑張って書きました。
なんで、いいと思ってはいるけど作品の評価にはそれほど重要とは思っていないっす。
だってこの作品のいいところはそこじゃないし。いやもちろんストーリーは最高なんですけどね。
やっぱ、この作品の見所は、
砲撃……だよね
いやほんともうね、ストーリーとかキャラクターとか尿意とかどうでもよくなるくらいバトルがすごかった!!
たぶんストーリーにも気になるところとかあったんだと思う!!
でも、気になった瞬間に砲撃で吹っ飛ばされてたんだと思う!!
ボク(あー、なんか展開急すぎな……)
なのはさん『ブレイカー!!!!!!!!!!!』
ボク(あーーーーーーまじやべえええ)脳汁プシャー
みたいなね。笑
マッドマックス好きの人が言ってたんだけど、あれは世界観とか映像を楽しむもので話とかはどうでもいいんだよって、まさしくそんな感じに近いと思う!!
いや、何度も言うけど、ストーリーも面白いんだけど、ほんとにドラゴンボールとかガンダムとかエバンゲリオン見てるのと変わらないんだよね。
なんならそれ以上に戦いが激しくて、これは魔法少女とかタイトルについてたり、かわいい女の子が戦っているだけで、視聴者の対象は初めから俺ら男の子だったんすよ。
音楽を楽しむなら、ミュージカル映画
人間の繊細で細かい心理描写を楽しむなら、ヒューマンドラマ
オーソドックスな友情ドラマを楽しむなら、ドラえもん
家族愛なら、クレヨンしんちゃん
動物愛なら、ポケモン
砲撃なら、なのは
みたいな感じで世の中に浸透してほしいなあー。
こんな感じで、感想を書きましたが、本当に今回の映画も素晴らしかったんですけど、それと同じくらいアニメも面白いのでぜひとも偏見なくいろんな人に見てもらいたい作品ですね!!
個人的には、コードギアス、クラナド、とらドラ、けいおん!などの名作に並ぶくらい面白いと思ってます。てか、面白いです。
なんで、まずは一期、二期の映画からでも手に取って騙されたと思ってみてください。
それでは!気持ちが先行しすぎてだいぶやっつけの記事になりましたが、今日はこの辺で!!
お休み!!
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